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2007年 11月 02日
いつ行っても「いいなぁ」と思うお気に入りのお店で、太いラインの入ったアンティークのお皿を見ました。
裏をみると、ARABIAの文字が。 やっぱりな、いいなぁ、欲しいなぁ。でもな・・・ 値段もいいので即買いできなかったけれど、人人で賑わっているそのお店では、すぐにどなたかのお家へ買われていくことでしょう。。。 そうして数週間後。 私がフィンランドを訪れた時、再び出会いはありました。 雨もぱらつく寒い日、アンティークマーケットにその子はいました。 あーーー 「私の家で使っていたんだけれど、割れてしまったりで半端になっちゃってこれしかないの」 スープやパスタに使うちょっと深くなったマスタード色のお皿2枚と大きめの平皿1枚。 見ると人のよさそうなおばさんで、その他にも家にある古くなったものやいらなくなったものをとリあえず持ってきました、という状態。 使っていた人の顔が見えるのは安心でもあったので迷った末に買いました。 そして数件歩いたその先に、また別の色のこのシリーズが。 今度はとり皿4枚とさっきと同じ深めの皿と大皿がそれぞれ1枚ずつ。 どうしよう。 その他にも気になりだした子たちがいて、あれもこれも欲しくなってしまいました。 お目当てのものに出会えた喜びと寒さも手伝って、かなり優柔不断になっています。 結局散々散々迷って、ここでは取り皿4枚を購入しました。 これほどの出会いだったにも関わらずそれぞれ迷ったのは、傷が目立ったから。 どれもかけはないので、まあ傷くらいならいいかと。 迷う値段でもないけれど、やっぱり安ければいいというわけでもないし、何でもかんでも買いあさる方でもないのでちゃんと見極めたいと冷静になる自分。 でも、買って大正解。 その後に行ったARABIAミュージアムでこのシリーズを発見。 FC Palapeliは1964~1974年に作られたもののようです。 このシリーズは他の色も生産されていたようですが、展示されていたのははまさにさっき買ったAprikoosiとMyrtti。 感慨深いです。 そして帰国後、一生懸命洗って洗って磨いたらこんなにもキレイになるんだ!っていうくらい見違えるようになりました。 私の中では、こういうのが、まさに“出会い”。 こういう出会いが、これからももっとありますように。
by encollage
| 2007-11-02 19:10
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