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2008年 03月 28日
神保町にある昭和4年創業の老舗のケーキやさん「柏水堂」で、一休みをすることにしました。ここのマロングラッセが数行登場する本を書かれていた、とても素敵な著者の方と、先日ちょっとだけお話させて頂く機会があったので、「ここのマロングラッセ、おいしいですか?」とお伺いしたところ(ってそんなこと聞くなよって感じ、今思えば。なんて恥ずかしい!!)、おいしいですよ~、こってりな感じですけど。とおっしゃっていました。私はプードルしかまだ食べたことがなかったので、次に神保町へ来たら買ってみようと思っていたので実現できました。
←レトロさただよっております、、 ん?マロンの味よりラム酒がきいている?? 昨日もらってきた「花見のあとの九段下&神保町お散歩マップ」に書かれているメモで初めて知りましたが、柏水堂には秘伝の秘があり、すべての商品には、創業当時からのラム酒を使用しているとか。なるほど~それでか。 秘伝のタレ、とか味噌、とかは聞くけれど、秘伝のラム酒って大人な感じがなんかいいなぁ~。食べながらふと、マロングラッセが登場する宮本輝さんの「森のなかの海」という小説を思い出しました。 この小説の中でのマロングラッセの細かい描写を読んで以来、私にとってはお菓子の中でもちょっと、いやかなりスペシャルなポジショニングになっています。 その後神楽坂へてくてく移動し、お気に入りのセレクトショップや器やさんを見て廻った後は、ここでまた一休みしようと思いましたが、ちょっと気分を変えておまんじゅうもいいかな?と思い、こちらでいただきました。いい感じになごめる場所です。 神楽坂は独特の街。なぜか行く度にわくわくしてしまいます。路地裏に沢山いいお店があるようですが、今度神楽坂に詳しいあの方に秘密の場所を案内してもらおう。。
by encollage
| 2008-03-28 12:52
| おいしいもの
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